釜石市議会 2001-06-29
06月29日-05号
○議長(
小沢和夫君)
武田直美君。
◆8番(
武田直美君) できれば、この下請に議会でもいろいろな話が出て、工事請負が直に受けられないのではないかとかいう心配がいっぱいされているわけですね。そうした場合には、こういう
釜石支部が受けましたよということだけじゃなく、できればどれくらいの業者が参入しそうですよと。それから、これは見積もりにも関するんでございましょうが、どれくらいの金額、大体のね、金額というのをやはり調べておいて、後で結構ですから、御報告お願いしたいと思います。 それから、平成14年4月1日、
インターネットの
サービスが始まるという予定でございますね。当初の契約の時間よりも、若干この7月の初旬というのはおくれるわけですが、その他の
インターネットとか、そういう事業のおくれにつながらないのかどうか、この契約が遅くなったことによって、事業の進展、いわゆる
計画どおりの
事業進捗になるのかどうか、わかる範囲でお願いしたいと思います。
○議長(
小沢和夫君)
情報推進課長。
◎
情報推進課長(佐々木諭君) 契約のおくれに伴いまして、
サービス提供がおくれるかということなんでございますけれども、一応年度内に予定している工事は全部年度内に完成することになっておりますので、おくれることはないかと思います。
○議長(
小沢和夫君)
武田直美君。
◆8番(
武田直美君) やはり、この平成14年度から
インターネットやるというのが、これが大きな目玉になると思います。ですから、この工事がおくれがないということであれば、大変いいことでございますので、何とか市民に
サービスを早く提供するような段取りをきのうもお話ししましたが、
情報化推進計画等をつくっていただいて、何とか
サービスの提供を一刻も早く行うように要望して終わります。
○議長(
小沢和夫君)
両川敏之君。
◆12番(
両川敏之君) 私も
三陸ブロードネットに対する補助金、新
世代地域ケーブル施設整備事業補助金に関連して質問したいと思います。 この件につきましてはですね、きのう、おととい来も市長さんがある質問に対しまして、何だかんだ言っても、議会の多数で可決になったんだから、正しい可決の方法であったと。私は、そのときは個人的には、この補助金には反対の立場で賛同はしませんでしたけれども、いかんせん少数で私たちの主張は取り入れられないで補助金が決定してしまった、そういったことでございます。この件につきましては、いまだに
釜石市内ではですね、どうも今になってよく考えてみればおかしいというふうな意見の方が私には多く聞こえてまいりますし、依然として私もそのような気持ちでおります。一部、住民運動を起こしてでも撤回させようじゃないかというふうな一部の団体の方も確かにおられました。ですが、決まったことですから、それはこの場ではこれ以上申し上げませんけれども、当初はこの事業に際しまして、市が2億5000万、8750万ずつ3年間で応援するということになったんですけれども、総事業費20億円ということでした。その中の10億円、ちょうど50%につきましては、国・県・市からの完全なる補助金でやるわけです。 2月の議会のときに私は、それでは残りの10億円についての資金捻出はどのようになっているのかと、1億円は会社の持ち金といいますか、本当の意味の自己資金だと。あとの9億円につきましては、
市中金融機関からの借り入れがほぼ決まっていると。ほぼ決まっているというお話でした。それでは、いつごろどういう形で借り入れ決定かなされるのかと、これは私のみならず、同僚議員からも同じ質問がそのときにあったはずでございます。そのときに、助役さんは、この議会で承認がなされれば、ほぼそれから1週間、10日ぐらいで
市中金融機関からの借り入れが決定になると、自信を持ってお答えしておられました。そのことにつきましてでありますけれども、その後、私はそれでは事業の計画とか、推進状況、それから今、私が申し上げました資金繰り、そういったものについては、役員を派遣してでもきちっと監視、監督できるようなスタイルにしたらいかがですかと、特に第三セクターだと思いますので、当市もかかわっているわけですから。提言したにもかかわらず、第三セクターに対して自治体から役員を派遣するのはいかがなものかと、そういう考えはございません。精査につきましては、株主の立場としてきちっと精査してまいりますと、こういう答弁でございました。 それで、お聞きしますけれども、その後、この8月ぐらいから、今、同僚議員も質問ありましたけれども、いよいよこのケーブルの施設やら、何やらが始まると思います。それで、事業規模、あくまでも当初計画20億ということで、釜石市は2億5000万補助するということになったわけですけれども、20億の事業規模が間違いなくその
計画どおりになされるのか。それから、
市中金融機関からの借り入れはどのようになったのか、お聞きしたいと思います。
○議長(
小沢和夫君) 市長。
◎市長(小野信一君) 資金繰りについて、それだけ説明して、あとのは担当者の方から行います。 市中銀行から10億の…会社で借り入れをするということになっておりましたけれども、13年度の計画を精査し12年度決算を見ましたら予想以上の剰余金が出る、資金の余裕が出るということで、10億のうち3分の1を借りれば十分対応できるということが明らかになったそうであります。したがって、最初から資金を借りる必要はないので、最後の3年目に借りれば十分この事業は完成できると。したがって、今、助役を初め担当者はそれならばその資金繰りの表をしっかりと市の方に報告しなさいと、こういう指示をいたして、まだ来ているかどうかわかりませんけれども、提出されることになっております。後の方のものは、担当者から説明させます。
○議長(
小沢和夫君)
総務企画部長。
◎
総務企画部長(小山士君) お答えします。 20億の事業費がどのようになるのかということを含めてでございますけれども、今回の事業は3年度で確かに20億ということでございましたんですが、12年度の事業につきましては、単年度、単年度で国・県の方から補助をいただいております。それで、12年度事業費は7億円という形で補助の内示をいただいております。それで、国・県で3億5000万、国・県でといいますか、国・県・市で3億5000万で、あとは自己資金といいますか、事業者が3億5000万という形になっております。そして、事業の内容につきましては、12年度事業はこういうものをやりますよという形になっていますが、14年度、15年度の事業につきましては、それぞれ単年度ずつで事業の補助決定を申請して、それから国・県から補助を認定していただくという形になっておりますので、全体の事業費が計画では20億になっていますけれども、14、15はこれから申請して認定いただくという形になっておりますので、御理解いただきたいと思います。
○議長(
小沢和夫君)
両川敏之君。
◆12番(
両川敏之君) 今、市長さん、それから総務部長さんから御答弁いただきましたけれども、要するに12年度、13年度の決算内容を見たところ、今度の20億の事業に際しましても、そんなに借り入れしなくても十分できるような事業内容だったと。これはですね、2月時点でもある程度、会社としてはわかっているんじゃないですかね、そういった要するに我が社の事業内容といった面では。ですから、私が言いたいのは、要するに例えば9億円なり、10億円なりを
市中金融機関から借り入れして自己資金とするというふうなものと合わせて20億だった計画がですね。今、お話を聞きますと、3億かそこらぐらいの借り入れで十分賄っていけると。全体の事業計画というのはどうなります、13億か、14億の事業計画になりますよね。理屈ではそうなるはずです。 ですから、そうなった場合に、我々って私は反対だったんですけれども、議会側としては20億の総事業費に対して半分、公的な補助だよということで賛成し、また市民の方々も20億のうちの半分は、国・県・市から出るんだなと。あとの10億円は、会社の方で何とか捻出するんだろうというふうに一般的には考えるんですよね。まだ、二、三カ月しかたたないうちに、借入金は3分の1でいいと。例えば、10億借りなくちゃならないものが9億でいいとか、8億5000万でよくなったというんであれば、常識としてまかり通りますけれども、ちょっとその辺もう一度、市長じゃなく、総務部長の方にちょっとその辺を教えていただきたいですね。
○議長(
小沢和夫君)
総務企画部長。
◎
総務企画部長(小山士君) お答えします。 先ほど、御説明申し上げましたのは、12年度事業で全体の12年度事業費が7億で、そのうち国・県・市が3億5000万で、事業者が3億5000万という形でございますが、3カ年度事業になりますと、全体事業費が20億になりますので、国が5億、それから県が2億5000万、市が2億5000万となりますと、事業者が10億円という形になります。ですから、当然事業者負担が10億で計画のときは、自己資金が1億で借入金を9億にするんだというのは、議員さんが先ほど説明した内容と同じでございますので、御了承いただきたいと思います。
○議長(
小沢和夫君) 助役。
◎助役(赤司淳也君) 先ほど、市長が御説明したことについて補足させていただきます。 借入金を予定していた9億のうち、6億分については自己資金で賄う方向が見えた。借り入れについては、最終年度3億程度で済むのではないかという事業者側からの報告を受けているということでございます。
○議長(
小沢和夫君)
両川敏之君。
◆12番(
両川敏之君) 当局側の答弁は答弁で、それで理解はしますけれども、2月議会の時点でですね、要するに私が言いたいのは、それではいつ
市中金融機関の方からの借り入れが決定なされるのかという質問に対しまして、ほぼこの議会で決定がなされた日から1週間ぐらいで決定されるというふうな答弁だったでしょう。その時点では9億ですよ。その辺がですね、ああいう答弁をしていますと、答弁が方便になってしまうんですよ。それを、自信満々で答弁されるから、私は腹が立つわけです、こういうことになるんです、必ず、変わってくるんですよ。2億5000万、市から補助するのは構いませんよ、それは。ただ、残りの部分についてね、言葉変えれば大ぶろしきを広げたというようなことにもなりますよ。たった2カ月や、3カ月の決算上の精査で借入金が 100万が30万になるのとわけが違いますよ。10億が3億とか、とんでもない計算違いになるわけです。もし、そうだとしたら、その時点での
三陸ブロードネットさんの方の計算が物すごいずさんな計算だったということになりませんか。 国・県・市から10億もの補助を受けようとする会社が、3カ月や、4カ月たったら、9億借りなくても6億ぐらいでいいとか、7億ぐらいでいいとか、自己資金でできるとか、そういったふうに大幅に変更になるような、ですから私はきちっと市の方も、そういったところに参加してですね、きちっと精査して補助金、どういうふうに、どういうふうに使われていくんだか、そういったふなことをあのときはきちっと念を押して聞きたかったし、また聞いたつもりなんです。ですから、答弁はどういうふうなことでああいうふうな答弁をいただいたのかわかりませんけれども、これからは十分に今後こういった補助金等々の問題がこればかりじゃなく、いろいろ市内で出てくると思いますので、当局側としては御答弁なさるときには、いいかげんな答弁はしないようにお願いしたいと思います。 それからですね、またちょっと別問題、同じ会社ですけれども、今度始まる新世代ケーブルの施設整備、先ほど来の同僚議員の質問では、しきりにこのケーブル等の機器の設置と、近々移転を余儀なくされるであろう本社屋の同社の設備、どこに移転するか、どこに建てるか、これはまた別にして、全く別な計画ですねと念を押して質問がありましたけれども、答弁では別々な計画でございますと、総務部長さんが答えておりました。どうも、私がちょっと考え過ぎなのかどうかわかりませんけれども、新たにまた会社社屋がどこかに移転するような場合に、またまた市の方がそれに何らかの形で助成をさぜるを得ないような方向に向かっているんじゃないかなというような懸念があるんです。くぎを刺しておくわけじゃありませんが、ゆめゆめそのようなことのないようにお願いしたいと、そのように思います。終わります。(「要望ですから」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。本件を報告のとおり了承することに賛成の諸君は起立を願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
小沢和夫君) 起立多数であります。よって、本件は了承することに決しました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第4、報告第8号平成12年度釜石市
下水道事業特別会計繰越明許費の報告についてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。本件は報告事項でございますので、報告のとおり了承することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は了承することに決しました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第5、報告第9号平成12年度釜石市
漁業集落排水事業特別会計繰越明許費の報告についてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。本件は報告事項でございますので、報告のとおり了承することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は了承することに決しました。
-------------------------------------
○議長(
小沢和夫君) 日程第6、報告第10号平成12年度釜石市
介護保険事業特別会計繰越明許費の報告についてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。本件は報告事項でございますので、報告のとおり了承することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は了承することに決しました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第7、議案第53号釜石市
市税条例の一部を改正する条例の
専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 これより本案を採決いたします。本案を原案のとおり了承することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第8、議案第54号平成12年度釜石市
一般会計補正予算(第9号)の
専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。
○議長(
小沢和夫君) 藤原茂實君。
◆11番(藤原茂實君) 説明書の5ページの市たばこ税に関連して質問をいたします。 ここでは、市のたばこ税は2億6380万、補正が 540万8000円の減で2億5839万2000円というふうに上がっております。内容については、特に私は同調するものでございますが、これに関連してですね、今、昨年ですけれども、厚生省から健康日本21という計画が出されました。その後、厚生労働省になったわけですけれども、たばこに関してちょっと気がかりなことがございますので、お伺いしたいと思います。 国の計画、県の方に地方計画の策定という作業が行きまして、さらに県の方から市町村の計画策定作業というふうになる段階だろうと思います。これについて、市の方ではどのような今作業をされているのか。今後、作業の計画、いつごろまでに仕上げるとか、そういったような概況について、御説明をお願いしたいと思います。
○議長(
小沢和夫君)
民生部長。
◎
民生部長(桑畑喜一君) お答えをいたします。 健康釜石21プランということで、私ども今仮に呼んでおりますけれども、御案内のとおり、平成12年3月に国においては、21世紀における国民健康づくり運動、いわゆる健康日本21ということが策定しておりますし、本年6月には岩手県において、平成13年度を初年度とする健康いわて21プランというものが策定されております。県の方では、市町村に対しても同様のプランの策定方を要請しておりますので、当市といたしましては、平成13年度を調査準備期間といたしまして、平成14年度には計画の策定を行いたいというふうに考えております。
○議長(
小沢和夫君) 藤原茂實君。
◆11番(藤原茂實君) 13年度中にプランを策定したいというふうな、今の進み方のようでございまして、13年度も今始まったばかりでございますので、これからの検討であろうと、こういうふうに思います。ただ、この発表がされた際に全国のマスコミ、あるいは新聞等で大きな論争が巻き起こったということは十分に御承知だろうと思います。これは、たばこに関しての健康に関する論争であります。この健康日本21という計画では、たばこはすべての疾病の危険因子だというふうに決めつけております。これは、疫学調査から出た話でありまして、疫学調査も確かに病因の究明には大きな根拠がございますけれども、断定の根拠にはなっておりません。 例えば、国連のWHOの発表でございますけれども、平均の寿命と喫煙率、こういうものの関連でも、たばこを吸っている割合の多い国が短命だという結果は出ておりませんで、全く反対の結果が出ております。先進5カ国を比べてみましても、日本は大体76歳ですね、男子は。アメリカは71歳、そしてイギリス、ドイツ、フランス、日本が世界の最長寿国になっておりますけれども、喫煙率を見ますと日本が一番高い。そして、最も短命なアメリカが喫煙率が高い。ですから、概況だけ見ても直接の原因にはなっていない。それから、肺が黒くなるというふうな話が世情出ておりますけれども、これは医学的にはたばこを吸ったから黒くなるというものもあるかもわかりませんけれども、肺が黒くなるというのは加齢によるものであると。これは、医学界で発表されております。ですから、医学的にこうだという断定がない中でですね、数値目標を掲げるのはどうなのかということが全国で論争になったことは十分御承知だろうと思います。 また、県の政策といたしましても、一方ではたばこの喫煙率を今後10年間でもって20%以下に下げるという目標値を出しました。それから、たばこは百害あって一利なし、こういうふうに断定しております。しかし、これに委員会の中でいろいろな論争がありまして、最後どういうふうにしたかといいますと、禁煙は百利あって一害なしとか、それから今後10年間で喫煙率を20%以下に下げる、もう全く人をだましたようなんですね、数値を挙げております。ですから、本当に健康を考えるならば、よくよく内容を分析して、これから釜石がつくるわけでございますけれども、やっていっていただきたいなと、こういうふうに思いますが、その辺のお考えをお尋ねいたします。
○議長(
小沢和夫君)
民生部長。
◎
民生部長(桑畑喜一君) お答えをいたします。 喫煙の問題につきましては、今回示されました県の健康いわて21プランの中でも詳細に現状を分析したものがございまして、さらにまたそれに対する具体的な目標等を掲げております。この健康21プランにつきましては、目的とするところは、取り組む方向としては健康に関する1次予防の重視と、それから継続的な生活習慣の改善と、個人個人に応じた良質な保健
サービスの提供と、そういったようなことを基本的な理念と申しますか、そういったことに基づいての計画づくりを進めておるところでございます。 市といたしましても、いずれ国、あるいは県のプランの中身をですね、十分に分析した上で、計画策定に当たっては、ただいま議員が申されました御意見も十分にしんしゃくしてまいりたいというふうに思っております。
○議長(
小沢和夫君) 藤原茂實君。
◆11番(藤原茂實君) 地方分権の時代に、確かに国から基本が示されて、そして県に来る、それから市町村に来る、命令ではございませんから、ですけれどもやはり最後に決めるのは自決でございます、釜石市が決めることでございますので、いろいろと側面的なものもありますけれども、偏見のない良識ある判断に立った計画の策定を要望して終わります。
○議長(
小沢和夫君)
小野寺英雄君。
◆19番(
小野寺英雄君) 交付税関係について伺っておきますが、釜石は総務省からの選定で経済基盤強化地域に選定されているわけですね。これは、いろいろ調べてみますと3年前から始まっている、平成10年からですね。これに対する財政支援というものは、特別交付税で見るんだと、こういう定めでありますが、いろいろ決算関係を私調べてみましたところですね、2年間だけしか調べてませんが、3年目は今の12年度、今度の決算議会があるときにかかるわけでありますが、この2年間調べてみますと、大体1年当たり5000万、あるいは2年目当たりは6000万程度プラスされた形で交付を受けておると、こういうことでございますが、この経済基盤強化地域に対する財政支援というものを、この差をもってこれがそうなんだという理解をしていいのかどうかですね、これをまず一つ伺っておきたいと思います。
○議長(
小沢和夫君) 財政課長。
◎財政課長(矢浦一衛君) お答えいたします。 特別交付税につきましては、地方税の6%が特別交付税の枠でございますけれども、交付税の算定日以後に生じました災害復旧費など、年度末に配分されるもので、当市には12年度分として7億5012万円配分されたものでございます。これは、前年度に比較して3091万2000円増加しておるものでございます。今、議員さんおっしゃられるとおり、経済基盤についてはそのとおりかと存じます。
○議長(
小沢和夫君)
小野寺英雄君。
◆19番(
小野寺英雄君) そうしますと、これは12年度7億5100万円とこういうことになるわけですね。そうしますとですね、何か多少上がりぎみであったものが、また下がったと。前年度に比較しますと、3200万程度しかプラスになっていないわけですね。こういう形で、ネームは非常にいいんですが、要するに釜石のように人口減少が激しい、あるいは経済が停滞していると、こういうところに対する支援策なわけですね。非常に、私はこれではですね、過疎地域の指定は釜石は受けられませんから、そういうものに比較した場合に、非常に財政支援としては少ないんじゃないかと、こういう考えを持つわけです。したがって、やはり釜石のようなところに対するこの財政支援策というものは、もっと強化されてしかるべきではないかと、私はそういうふうに考えるわけでありまして、こうした点を市長会等を通じながらですね、もう少し政府に働きかけてはどうかと、こういうふうに私は考えるわけです。 それから、もう一つはこの歳出の方の総務費に関連するかと思いますが、いろいろ当局は何とか人口増加を図ろう、あるいは景気をよくしようという形で企業誘致の面での行動もなされておるわけでありますが、県内のやつを調べてみますと、去年は大体県内に13件の企業進出があったわけで、雇用力としては1300名程度。しかし、その反面、撤退とか、閉鎖が12件もあって、離職者が 700名になっておると、こういうことですが、この企業誘致も大体どのように市の動きとして今行動されておるのか、その推移等について伺っておきたいと、こう私は思います。
○議長(
小沢和夫君)
企画課長。
◎
企画課長(
佐々木重雄君) お答えをいたします。 企業誘致につきましては、県内の状況はただいま議員が申されたとおりでございます。当市の企業誘致の現状といいますと、一昨年、和田工業釜石工場と、それからグランバ、それから昨年はSMCの第2工場、第3工場、そして第4工場までということが拡張されております。本年度におきましては、ニッテツ・ファイン・プロダクツの業務拡大が見込まれているというところでございます。 なお、これらの誘致企業に当たりましては、好不況に比較的左右されないような業種ですとか、あるいは地域ならではの独自の戦略による安定した操業をしていただけるところ。あるいは、既に立地している企業の2次、3次の拡張などを助成するようなことを主眼として、企業誘致活動を展開しております。
○議長(
小沢和夫君)
小野寺英雄君。
◆19番(
小野寺英雄君) 一番、企業進出の多い、あるいは非常に景気のいい地域としてですね、北上地域が一番いいんじゃないかと、こういうことも報道されておるわけですが、そこには社会基盤が整備されておりますし、また行動の内容がやはり大きいところばかりをねらう、あるいはそういう行動ではなしに、北上地域では中小企業に的を絞った形でやっておると。業種についてもですね、半導体関係とか、あるいは特殊な製造技術を持った企業を対象として誘致活動が進められておると、こういうことであります。従来のような誘致策というものは考えられていないわけですが、そういう企業の進出した地域は、非常に経済も活況を呈しておると。また、そういうさっき言ったような撤退、閉鎖というものが少ないと、こういうふうに言われておるわけですが、当市としてもですね、やっぱり活動の内容というものについて、もっと検討してもいいものではないかと、私はそういうふうに思うんですが、これらについての考え方がありましたら、お伺いしたいと思います。
○議長(
小沢和夫君) 助役。
◎助役(赤司淳也君) お答えします。 私どもの企業誘致につきましても、ある程度戦略を持って行っております。既に、SMC等のかなり時流に乗った企業の誘致も成功しておりますので、既に立地している企業と関連の深い業種に絞るとか、あるいは先般行いました岩手大学との協定、その協定に基づいて有利に利用できる技術、そういったものを活用しての誘致であるとか、そういった方向性を持って行っているところでございまして、勢いそういった企業というのは現在のところ、大企業というよりも中小の方に、かなりそういう方向に向いているという状況でございます。
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 これより本案を採決いたします。本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第9、議案第55号平成12年度釜石市
簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の
専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 これより本案を採決いたします。本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
-------------------------------------
○議長(
小沢和夫君) 日程第10、 議案第56号平成12年度釜石市
下水道事業特別会計補正予算(第6号)の
専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 これより本案を採決いたします。本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第11、議案第57号平成12年度釜石市
老人保健事業特別会計補正予算(第4号)の
専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。
斎藤正子君。
◆21番(
斎藤正子君) 医療諸費に関連いたしまして質問していきたいと思います。 市民病院の事務長に質問いたします。 議会では再三、カルテ開示の作業について、どのようになっているのかということで、再三質問いたしておりますが、たしか答弁は6月、あるいは7月ごろには可能ではないかという、そういう答弁をいただいておりますが、今の状況で作業がどのように進んでいるのかをお伺いいたします。
○議長(
小沢和夫君) 市民病院事務長。
◎市民病院事務長(船越毅君) お答えをいたします。 今月の15日から施行しております。 以上でございます。
○議長(
小沢和夫君)
斎藤正子君。
◆21番(
斎藤正子君) ありがとうございました。そうすると、カルテ開示というのは、一般市民にはどのようにわかる方法で宣伝するのでしょうか。それを済みません。
○議長(
小沢和夫君) 市民病院事務長。
◎市民病院事務長(船越毅君) お答えをいたします。 まず、7月1日号の広報には載っける予定でございます。 それから、御存じだと思いますけれども、病院のホームページ、それから市民向けに発行しております病院の通信だより、あるいは院内の掲示等を考えてございます。 以上でございます。
○議長(
小沢和夫君)
斎藤正子君。
◆21番(
斎藤正子君) カルテ開示というのは、全国的にかなり広がっている中身でありますし、県内でも釜石の市民病院が早いとか、遅いとかという、そういうあれはないとは思います。しかるべきPRを広げていただきたいというふうに思っております。 それから、もう1点、市民病院の院内の環境調査、専門的なテーマがあったと思いますが、それがどのような形になっているのか、今後の見通しですね、実施されるのかどうかも含めて答弁をいただきたいと思います。
○議長(
小沢和夫君) 市民病院事務長。
◎市民病院事務長(船越毅君) お答えをいたします。 多分、議員さんのおっしゃるのは、病院機能評価機構の指針だと思いますけれども、去年の11月にですね、日本医療機能評価機構という第三セクターみたいな団体があるんですけれども、そこの予備審査を受けました。これは、診断と指導、助言が主な内容なんですけれども、その診断の内容が約 400項目ございます。予備審査の結果、約 120ぐらいの指摘、それから改善指導がありました。今、それらを整理しながら、ことしの11月にですね、本審査を受ける予定になってございます。ただ、指摘の内容がいろいろございます。一例を挙げますれば、内科の外来の待合室をですね、中待合室ですけれども、そこを取っ払って、それから個々の診察室をプライバシーが守られるような施設にしなさいとか、それから掲示板の場所をもう少し設けろとか、それから投書の苦情の受付の箱を各階に設けろとかですね、あとカルテの書き方とかですね、いろいろな指摘事項がございますので、それらを速やかにといいますか、できる部分からやりまして、できるだけ今年度の認定を目指しております。 以上でございます。
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 これより本案を採決いたします。本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第12、議案第58号平成12年度釜石市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)の
専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 これより本案を採決いたします。本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第13、議案第59号釜石市地域
新エネルギービジョン策定委員会条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 川崎勇一君。
◆2番(川崎勇一君) この地域
新エネルギービジョンの策定事業、これを促進をするために、この委員会条例を制定すると、こういうことのようですが、この期間は来年の3月31日までと、こういうことになっています。どうも、私には現段階でこの方向性というものが、よく見えてこないというか、つかみ切れてないと、こんな感じにあるわけです。というのは、この地域の
新エネルギー事業というのは、私自身大変今後の釜石の、あるいは21世紀環境の時代、世紀と言われる中で重要な政策になるだろうというふうに考えれば考えるほどに、どうもわかり切れないんだ、このように考えるわけであります。来年の3月31日までに委員会つくっても、その期間内でこの策定事業が終わるという見通しを立てているのかどうか。はっきり3月31日で可能なのかどうか、この点についてお尋ねします。
○議長(
小沢和夫君)
企画課長。
◎
企画課長(
佐々木重雄君) お答えをいたします。 この事業は、NEDOから 100%の補助をいただき、計画を策定するものであります。したがって、計画はきっちり来年の3月31日まで策定するということにいたしております。 なお、この委員会を策定するに当たって、ちょっと市の委員会の中で議論された経過があるんですが、策定した後のその後の普及促進ですとか、あるいはエネルギービジョンの取り組みの評価といったものについては、策定後の新たなまた委員会で検討してみようということが、この策定の委員会の中で話された経過でもありますので、念のために報告いたします。
○議長(
小沢和夫君) 川崎勇一君。
◆2番(川崎勇一君) その新たな委員会というものの考え方ということについて、大変興味を持つわけですが、例えば当市は多分、平成4年だと思うんですが、環境自治体ということで宣言していますね。つまり、その考え方というのは環境資源というものを十分に配慮して、当市のいろいろな事業を展開する場合に、それを積極的に導入すると、こういうところが根底にあるわけですから、私は今後もそういう方向で当市の諸施設、これから新しく建てられるであろう諸施設等々についても、十分にそれは反映されていくのかなと、そのように考えているわけですね。そうして、こう結びつけて考えていくと、どうもちょっとつかみ切れてない、来ないところを感じるわけなんです。新たな委員会というのは、どのような現時点でどういうような構想を持っているわけですか。また、 100%の補助事業ですが、これは今後の見通しとして、さらに 100%で来年度もできるのか、あるのかなという見通し等々についてもお尋ねします。
○議長(
小沢和夫君)
企画課長。
◎
企画課長(
佐々木重雄君) まず、この計画の策定に当たる基本的な考え方でございますが、これは現在、総合計画や、あるいは現在策定中の環境の基本計画などと、こういった計画とのあくまでも整合性を図っていかなきゃならないと。それから、エコタウン事業や風力発電など、現在もう具体的に風力は
新エネルギーでも具体的に今話が進められておりますが、こういった環境施策と相まった実効性のあるビジョンを、ぜひ策定していきたいなということで考えております。これが、計画策定の基本方針でございます。したがって、現在は風力発電は風力発電で委員会がございます、推進委員会。したがって、トータルな意味で風力発電の委員会の上に
新エネルギーといった大きな委員会が本来あるべきだと思うんですが、そういった来年以降の大きな
新エネルギーの委員会も含めて、今回は策定だけにとどめたという経過がございます。
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 これより本案を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第14、議案第60号釜石市職員の再任用に関する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。
小笠原多子男君。
◆5番(
小笠原多子男君) きのうまでの一般質問でも、ワカメ問題を初め商工関係者の問題や、土木建築業者の問題など、いろいろ釜石の経済の実態に大変な状況のような話がいろいろなされてまいりましたし、市長も最低生活者の水準を引き上げていくんだと、こういう話をされております。そのとおりだと思います。私は、ここでなぜ質問するかといいますと、本当に厳しい状況にある釜石の市民の実態を考えたときにね、年金も…何ていうのか正式のあれはあれですが、国民年金しかもらえない方々、退職金もない、そして実際生活していても、本当に週休2日制とか、年休とか、社会保障も受けない、本当に休みなく働いても20数万か、あるいは10何万円しか収入がない方々が釜石にはたくさんおると思うんです。そういう中で、年金制度が改善されて、市の職員もこれは退職になってすぐ年金もらえないから、それは大変だと思うんです。 しかし、本当に釜石の市民のことを考えて、こういうものを提案しているのかと、私は市民の…別にここに座っている方々を見て憎くて物を言っているんではないんです。市民の実態を考えたときにですね、市の職員だけが年金が先におくれていくから、その間は任用していきますよ。こういう考え方が、私は理解できないんですよ。そして、この退職者の方々においても、やめるときの部長がとか、一般とかといろいろあるんでしょうけれども、15万円で任用される人もあれば、34万2000円で任用される人もあるわけですよね。それについて、大変困っている市民との関係でどのように思っていますか。それを答弁まず願います。
○議長(
小沢和夫君)
総務企画部長。
◎
総務企画部長(小山士君) お答えします。 今回の釜石市職員の再任用に関する条例の設置につきましては、今、議員からもお話がありましたように、退職者の共済年金の支給開始年齢が引き上げになると、そういうことからそれに応じて市の職員も退職して共済年金をもらうまでの間、再任用をしますよという形の制度でございますけれども、これ確かに議員御提言のとおり、民間においてもこういうような制度といいますか、共済が支給開始年齢が65歳まで段階的に引き上げされるということもありますし、これ今回の制度はみんな60歳で退職したからといって、必ず再任用されるものではなくて、25年勤務した者で、そして勤務成績が良好で、そして希望者、そして市の職務にそれぞれ合っているといいますか、そういうような職員のみが再任用されるという形になりますので、確かに民間の人たちも困っている中で、こういう制度を取り上げるのはおかしいのではないのかというお話でございますけれども、今回のこの制度は国家公務員にも準じておりますし、こういう形で65歳までの市の職員の再任用をできるだけ可能な限り再任用したいというものでございますので、その辺も御理解いただければなと思っております。
○議長(
小沢和夫君)
小笠原多子男君。
◆5番(
小笠原多子男君) 私、数年前までNTTで働いてきました。その間、ずっと労働運動をしてきました。ですから、こういうことを、今、考えてみますと、市の職員の立場をかえるとこのような市の職員の年金が延びていくんだから、その分をどうするんだというようなことも含めて職場で運動してきたわけですけれども、そのNTTも今は50歳を超えると定期昇給はないそうです。そして、見るとおりの大合理化で釜石は二百何十人いたのが、今は10何人か、20何人か、本当に少なくなっています。そして、ことしの3月の年度末手当はなかったそうです。こういう実態になっているわけです。 私は、そういう運動をして、しかしその方々は頑張れば業績も上がるんですよ。ところが、ここは生産をするわけじゃない、市役所では、
サービスですからね。税金によって働いて、市民に
サービスする機関なわけですよ。そういう意味にあって、確かにいいところ出の方々は民間でもそういうするところもある。今言ったいいと思われているNTTでも、今はそういう実態だと。市の職員だけは、こういうことになるんだと。全部が全部でないと言っていますけれども、であるならばもっともっと厳しい状況にあるね、市民というもの、もっともっと救済するとか、それを含めてね、雇用というものを考えてもらったらどうなんですか。市の職員だけは優先的に市で任用しますよと、あと困っている人たちは、民間の人たちから途中で解雇されても、就職先探すとかっていってもなかなか雇用先もないとか、その程度じゃないですか。誘致企業でこの場はしのげと言ってますが、実際、釜石には困っている方がいる中でね、私はこういうことを、しかもやめていく人たちの、やめる時点の給料よって倍も差があるような任用制度というものは廃止すべきだと。やめるべきだと私は思いますよ。もう少し検討してから提案してもらいたいなと、このように思います。どうですか。
○議長(
小沢和夫君)
総務企画部長。
◎
総務企画部長(小山士君) お答えします。 議員御提言のとおり、確かにそういうお考えもあろうかと思いますけれども、具体的な先ほど申し上げましたように、給料をどのくらいにするとか、そういうのもまだ具体的に職種に、その勤務、勤務に応じて支給になるわけでございますので、このみんなが同じ給料をもらうとか、そういう形のものじゃ、まだその辺は具体的に決まっておりません。だれが、どういう職種であれば、どういうものか。段階的には決めてございますけれども、だれがどこの給料をどのくらいもらうとかというのは、具体的にはこれからのことになりますので、その辺はみんな幾ら幾らもらうとかというのは、まだ決めておりませんので、確かに議員さん御提言のとおり、民間こういう不況の中で、公務員だけが何でこんな制度をつくるのかというおしかりはあるかと思いますけれども、その辺はこれからの共済の支給開始年齢が段階的に引き上げされるということの中で、御理解をいただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
小沢和夫君)
小笠原多子男君。
◆5番(
小笠原多子男君) 総務部長の言うこともわかりますよ、私は、わかりますよ。しかし、今、市民の生活実態を考えた場合に、もっともっと厳しい状況で働いている。あるいは、職場がない、あるいはワカメで弁当を持っていって給料をもらえないと、そういう人とわけが違うんですよ、ワカメの問題は。いろいろ整備・投資したし、物が売れなくて金は使っているけれども、物が入ってこないという実態なわけですよね。こういう問題については、引き続き支援してまいりますと、この程度なんですよ。もう、あしたあさって大変な状態、来年ワカメ養殖するかというのは、もうすぐ始まるわけですから、こういうような具体的な支援策は示されず、来年の4月になると確かに何カ月間か年金をもらえない期間の退職者は出てきますよ。1年間ではまだない、来年はまだね。来年は、61歳からもらうんですから、60ちょうどでやめるわけじゃないですから、60と何カ月が、61歳近くでやめる人もいるわけですから。そういう意味からいってね、私はこういうのも必要かもしれませんけれども、本当に厳しい状況に置かれている市民に、こういう方々にもっともっと真剣にね、施策をしていく、こういう態度を私は欲しい。 しかも、市長はきのうは言っていましたが、低い人が…最低生活者の人たちを引き上げるんだと。具体的には、どういう施策をしてきたのか、これからどういう施策が効果があるのか、この2年でどうだったのか。この2年先どうするんだと、具体的というのは、きのうおれ3日間聞いていて、最初何のことを言っているのかなと思ったけれども、最後に斎藤さんの質問のときに、そういうことかなと思って聞いていましたけれども、そういう観点からいっても、もっともっとこれに対して、市民の実態に合ったようなね、市の職員の定年後までも面倒見ていくというんですよ。しかも、15万円とかとそんなもんでない、30何万円ももらう人がいるんだ。それは、週休2日制でしょう、年休もあるんでしょう。そういう制度のないところで働いている方々のことを考えた場合には、私はこれに反対ですよ。再検討していただきたいですね。
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 これより本案を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君は起立を願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
小沢和夫君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第15、議案第61号釜石市
漁港管理条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 これより本案を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第16、議案第62号釜石市
教育研究所設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 これより本案を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第17、議案第63号平成13年度釜石市
一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 お諮りいたします。審議の方法は、第1条歳入を一括、歳出は款ごとに御審議願いたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。 では、第1条歳入を一括御審議願います。 これより質疑を許します。 平松福一君。
◆20番(平松福一君) 財政当局や市長さんにもお願い申し上げますが、きのうまでの一般質問のやりとりの中で、私ちょっと気になって聞いておったのはですね、今回の改革内閣の中で論議されておりますが、その中では市長さんは地方分権によって、今後、移譲されるであろう財源の移譲等について、まだ不明な面が多々あろうことはそのとおりでございますし、市長さんは確たる財源の移譲がないのが不満だとも申されております。それで、今回、御陳情に行かれるわけでございますが、これから来年度の予算編成等々に向かって、今、盛んに新聞紙上等で論じられております地方交付税の見直し、それから地方交付税の総事業費の見直し等々が盛んに言われております。もちろん、私どももその中身についてはわかりません。つきましてはですね、この辺について、今、盛んに検討中のようでございますから、当然、財政当局もその中身については、余り把握されておらないだろうと思います。これを、一日も早く中身を把握していただきまして、我々にも勉強させる機会を与えていただきたいということをお願いしておきたいと思います。それでなければ、来年度の予算審議につきましても、我々もちょっと審議するのには勉強不足になりますので、よろしくお願いして終わります。
○議長(
小沢和夫君) 以上をもって歳入の質疑を終わります。 次に、歳出の御審議を願います。 第2款総務費、質疑を許します。 平舘幸雄君。
◆22番(平舘幸雄君) 総務費に関連して、唐丹町大曽根の市有林の採石について質問いたします。 実は、夕べ本郷の町内会長、ホタテ組合長、ワカメ組合長、役員若干が私の家に参りました。冒頭、今議会で数多い議員の皆さんにワカメの問題を取り上げていただき、ありがとうございましたというごあいさつがスタートでありました。その中で、本来の問題に入りますけれども、採石が経過してはや15年、これから申し上げますけれども、61年5月7日に覚書を三者で決定されていて、その立会人は私です。契約者と立会人2人ですけれども、浜川から野田、小野市長と変わり、また漁協代表は葛西組合長から上村組合長に変わり、変わってないのは私だけです、当時から。そのことで、特に私は本郷、花露辺の皆さんに、いろいろな問題を訴えられております。 まず最初に、質問の第1点は、15年前に始まったこの採石は何年かかるんだと、これから。今後、いつまでかかるんだと、この見通し。答弁。 それから、採石を業者に売っているわけですから、市の採石の収入、年度年度でどうなっているのか。それから、採石工場ができたために、かかる市の経費、道路の舗装、歩道、水道等、ここらどのようにかかっているのか。まず、この3点を答弁をお願いいたします。 そこで、当局もこの覚書を持っておると思うんです。持ってますでしょう。そこの地図の中で、特に小野市長御承知のとおり、この山は旧唐丹村のたってない財産でありました。合併当時、唐丹が裸になり、全財産を持って釜石市に合併した経過があります。釜石市の市有林の四、五十%は唐丹の財産だと思います。その中の一部を採石しているわけですが、この覚書に載っていますけれども、私たちはこの覚書を交わして、立会人になった際には、今のプラント工場はないわけです。この採石、取るところだけなんです、当時。その後、採石プラント工場ができています。問題は、今、唐丹花露辺の町民がいろいろ苦情を申しているのは、採石を取ることも無論ですけれども、プラントの方の粉じんの問題です。 申し上げますけれども、県や市の御努力で唐丹湾口防波堤もいよいよ完成に近くなっております。今回からは、あの本郷・花露辺の関連道、臨港道路がつながる見通しになりました。そうなりますと、釜石湾口防と同じで海の水の流れが悪くなるわけです。特に、夕べ参りまして、私たちが子供のころ泳いで潜るとカレイやナマコをとったもんでありますけれども、当時の唐丹花露辺の湾のマイナスの一番底とは違うわけです。きょうも、ウニ、口明けに行きましたけれども、いずれワカメもこのとおり、ウニもこのとおり、昆布もそのとおり、大変な今漁民はどん底に落ち込んで生産なり、生活をしているわけであります。 皆さん御案内のとおり、今、南は大雨の豪雨のために大変なこれから被害も出ると思いますけれども、やがてはこの辺にもやって来ると思います。かつて、一般質問の中で同僚議員が河川の環境問題も取り上げておりました。あの大曽根川も河川であります。しかし、常に流れる河川よりも、雨が降って流れる河川の方が大変なわけです。今もプラント工場があるところまでは、上流の水が来て、あれから水面を地下を通っているわけですけれども、その粉じんがあたりいっぱいに積もったところに、大雨が降って一挙に流れてくる。そういう危険度がある。そしてまた、県さ用地を提供して、あそこに私は言う言葉はわかりませんけれども、悪い言葉でいけばヘドロという真っ黒い粉じんが山に重なっております。こういう点、問題、やはり市が業者にお金を取って売っているわけですから、市の重大な今後の責任があり、私もこの立会人がいつまで立会人が続くのか。あの山が、いつ終わるのか。長々並べたってしようがないですから、私の質問する答弁に…まず3点答弁求めます。
○議長(
小沢和夫君) 財政課長。
◎財政課長(矢浦一衛君) 私からは、あとどのくらい採石を取るのかと、あるいは採石料がどのくらい入っているかについてお答えをいたしたいと思います。 業者さんの方から伺っておることには、あと二、三年と聞いております。それから、採石料につきましては、平成12年度は39万 709円と、それから土地賃貸料といたしまして、95万 310円をいただいております。あとは、費用等ついては各担当課の方から答弁させます。
○議長(
小沢和夫君) 建設課長。
◎建設課長(岩間正行君) 私からは、市道唐丹21号線、約15年間の道路整備に要した費用は幾らかとの御質問にお答えいたします。 平成5年に側溝設置 175万円、それから平成7年度に歩道設置 288万円、それから平成8年度に路面の補修工事30万円、合計 490万円を要しております。それから、今年の4月に道路管理者にかわりまして、個人が施工することができる道路法の24条の申請により、舗装工事を約 180メートル個人で行っております。 以上でございます。
○議長(
小沢和夫君)
水道事業所長。
◎
水道事業所長(伊藤昭男君) お答えいたします。 本郷の簡易水道でございますが、従来、表流水と浅井戸を使用しておりましたが、平成2、3年に改修工事を行っております。そのために、要した費用は調査費で昭和61年度から63年度まで約 600万円、その後これは補助工事でございますが、平成2、3年の改修工事で約8480万円でございます。 以上です。
○議長(
小沢和夫君) 平舘幸雄君。
◆22番(平舘幸雄君) この問題をどうしてこういう点をお聞きすると言いますけれども、いずれきょう、議案の審議でですね、ここに傍聴に来たいということもありましたけれども、何時になるからわからないわけですから、一般質問と違って。唐丹にはケーブルテレビないわけですから、釜石に来てテレビ見ているはずです。確認してほしいという要望がありまして、今のやりとり見ているわけです。というのは、いずれワカメ、ウニ、昆布、何でも漁業関係は大変な不況の中に追い込まれているわけです。悲惨な生活です。これからの見通しも暗いわけです。それは、企業も大事ですけれども、そういう企業にお金をどんどん協力して、お金を市がもらっているわけですから。そして、企業は市か、県か、国の補助金もあると思うんですよ。 企業を育てるのも大事ですけれども、我々が困る直接の生活道路なり、そういうものを要求する、お願いすると、年次計画とはいって時間もかかり、また本郷等では再三お願いしている工事の問題もいまだに3年も、4年も前の経過を解決してないわけです。そういうことを、本郷町民なり、漁民が言いたいわけです。しかるに、この種の問題は私は一、二年と聞いておりましたらば、3年ぐらいまだ掘る岩石があると。そうすると、15年ですから、3年、18年ですか。やがて、この山を掘り尽くした場合には、後処理の問題も市が責任を持って対処するよう、まず求めておきます。 いずれにせよ、私も立場上、先日、あの45号線、大曽根入り口の中で一時ストップしました、2週間ほど前ですか。そうしている中で、ある車が来て小さい砂利をはねて私の車に当たりました。しかし、その石がどこから飛んできたからわからない、タイヤではねたと思うんですよ。ウインドーに当たり、1センチくらいのひびが入りました。1センチでいいですけれども、これ以上大きなひびになると、車の検査は通りません。ウインドーを交換するには10万以上かかります。そういういろいろなもろもろの問題、私は毎日あそこから通っているわけですけれども、車の後部につくと、石塚のトンネルを入るまで粉じん、それから黒田商事が今回閉鎖しました。そのことによって、大曽根の採石の売れ行きがよいと私が判断する、けさ町内会長もそれも話しておりました。ですから、交通量が今まで以上に多くなっております。いずれにせよ、本郷花露辺の漁業の河川源ですから、あの河川を重大な大切な河川でありますので、いずれそういうことを申し上げて、当局のこれからの取り組みと見解を求めておきたいと思います。いずれ、15年の間に当局がお金を取って売っているのに、プラント工場なり、上の採石工場、何回くらい視察して現場見たか、まず答弁願います。
○議長(
小沢和夫君) 生活環境課長。
◎生活環境課長(似田貝茂君) お答えいたします。 当事業所に関しましては、これまで
地方振興局の総務企画振興課並びに釜石保健所、それから生活環境課ということで、監視等ですか、巡視を行っておりますが、振興局の総務企画振興課におきましては、毎月2から3回の巡視員による監視指導を行っておりますし、釜石保健所につきましても、苦情があるたびに巡視をしていると、そういう状況でございます。それから、当市の生活環境課におきましては、汚泥の関係で降雨がありましたときに、汚泥が流出するおそれがあるということで、降雨のたびに一応監視をしていると、そういう状況にございます。 以上でございます。
○議長(
小沢和夫君) 平舘幸雄君。
◆22番(平舘幸雄君) いずれ関連質問であり、私ばかり時間とるわけにいかないですから、3回目ですけれども、助役ね、あなたは来てまだ1年ちょっとで内容をよくわかるか、わからないかわかりませんけれども、あなたが事務執行最高責任者ですよね。したがいまして、この覚書、三者で協定して私と組合長が立会人です。15年間一度も…市が調印させたわけですから。現地さ行ったことないんですよ。市有林、どこが市有林の業績に…採石を売った場所だか、どういう状況だか、9月議会までに。要するに、協定者は浜川才治郎、当時の市長、それから本郷町内会柏喜一、それから採石工場の平松さん、そして立会人が私と葛西三郎ですから。それは、市長の場合には今、小野市長の責任なわけですから。組合長の場合には、上村組合長ですから。町内会長は柏から小野寺会長ですから。私は、先ほどもいう一人まだ張本人ですから。9月までにね、必ずこの三者で協定した立会人を合わせて、現地の方に案内して確認させて調べてくださいよ。助役が命令出せばいいわけですから。 そういうことと、それから今言う三、四年というのは、総務部長はどこから調べたかわからないけれども、私ではここ1年や2年でもう掘り尽くすというように聞いていますけれどもね。いずれ、最後に助役の9月までに必ず協定者を集めて、現地に行って、今、採石している場所の市の所有地の境か、それからプラント工場等をこの三者と立会人を合わせて、現地で検討すると、視察するということを、助役、お約束できますか。 それから、3回目ですから、最後に市長のコメントを求めます。 終わります。
○議長(
小沢和夫君) 市長。
◎市長(小野信一君) 本郷、花露辺の皆さんの心境もわかりますし、平舘議員の発言も私自身は理解をしているつもりであります。しかし、漁民も市民であると同時に、市内の企業者もまた市民であります。したがって、できるだけ両者が立つような形で私はこの問題を解決していくことが、私自身の行政の責任者としての任務だろうと考えております。同時に、採石業者は釜石の大防波堤を初め護岸、船着き場、船揚げ場の採石している釜石の公共事業を推進する業者でもあることもまた事実であります。市民である両者に対して、一方的に責任をなすりつけ、あるいは一方的にこれを解決することは市民の対立をあおることになりはしないか。あるいは、釜石の港湾事業、あるいは公共事業の進展に採石業者がいない場合に、どういう影響があるのだろうかと、大変そのことを私自身は心配するところであります。したがって、どちらも市民なのですから、どちらも立てるような、立つような方策を考えることが私自身の責任だろうと考えております。そのために、全力を尽くすことをお約束いたします。(「進行」、「進行じゃない、答弁があるんだよ」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 助役。
◎助役(赤司淳也君) 市長の指導に基づきまして、私もかつて交わされた覚書にのっとりまして、関係者の合意が得られるよう、解決策を模索すべく調整してまいりたいと思います。
○議長(
小沢和夫君) 赤崎光男君。
◆3番(赤崎光男君) 総務費に関連して、二、三質問させていただきます。 特に、総務費の市長がよくおっしゃられています意識改革、人材育成に関して、二、三お聞かせ願いたいと思います。 釜石市民が当市の未来に、これは私の意見でございますけれども、自信を持てないという一つに、なんの政策においても、例えば遊び心であるとか、ユーモアであるとか、このようなことに欠けていることが原因にあると思います。つまり、行政の本当のプロというのは、この例えば遊び心であるとかを、政策に生かせる人材だと考えております。行政でも、経済界でも成功をした方々を見ると、超一流の遊び人であり、遊び心を持った人も多いと考えますし、理念、発想、感受性を持っている人材がもっといたならばですね、釜石はもっと違った展開になっていたのかなというふうに私は考えます。このような柔軟な発想力、行動力を行政、市民とともに持つような方向に行くべきではないかと私は考えます。個人的には、大変抽象的な質問であり、私もこの質問には多少納得はしてないんでありますけれども、これが行政、市民の意識改革につながるのではないかと考えますが、これについてお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
小沢和夫君) 市長。
◎市長(小野信一君) 大変難しい質問でございまして、人間生活の中で余裕を持ち、ユーモアを解し、そして人に接することは非常に大切なことだとは思います。その点には、否定はいたしません。しかし、市の職員を教育をする場合に、第一にユーモアを持て、第一に余裕を持てという話は、私自身はそれは非常に個人の資質、あるいは個人の学ぶ生き方に関連する問題であって、市の市民教育として、市の職員教育として、果たしてそれが適正なのか、適当なのかについては、私自身は返答しかねます。
○議長(
小沢和夫君) 赤崎光男君。
◆3番(赤崎光男君) それが第一ということではなくて、当然そういう気持ちもなければということで質問しました。 それで、具体的な話に入っていきます。よく、行政の方のノーカーデーということで、車じゃなくてバスで通勤しようとか、その環境に優しいとか、いろいろな考えをなさってるようでございますけれども、これとあとこの考えと全く逆の発想で、まちの経済効果も考え、人材を育成し、意識改革の意味を込めてですね、よく今行われておりますけれども、タウンミーティングという話があります。これは、私きょう考えたのではございますけれども、ドリンクミーティングという考え方はないのか。これは、確かにプライベートな時間でありますので、強制はできないと思いますけれども、具体的に例えば市長を初め幹部の方々が中心になって、直接の部下ではなくて、課が違う方であるとか、あと市民の方であるとか、約10名ぐらいのチームをつくりまして、そのテーマについて会費制で例えば飲食をしながら話し合ってみるというようなことも必要ではないかと思っております。 私、個人的な話でありますけれども、当然、仕事終わった後、こういう会が非常に多くてですね、大変に参考になることがあります。やっぱり、こういうようなことは市民から直接行政も意見を聞くということで、市民の方も勉強になりますし、行政の方も勉強になるのではないかと考えますが、この辺について何かございますればお願いします。
○議長(
小沢和夫君) 助役。
◎助役(赤司淳也君) お答えします。 ドリンクミーティングについては、心ある職員といいますか、あるいはそういう志向の強い職員は既にいろいろな場面で行ってやっているかと思います。それを制度化といいますか、するかどうかというのは今後の課題だろうと思うんですが、しかし昨年、総合計画を策定する際に、いろいろ私ども市民の皆様方の御意見をお伺いしたというような、非常にいい経験ではなかったかと思っておりまして、あのようなものをですね、計画策定時だけではなくて、恒常的に行っていくというようなことも一つのあり方かなというふうに考えておりますので、議員の御提案も踏まえて市民の声のくみ上げ方について、工夫してまいりたいというふうに考えます。
○議長(
小沢和夫君) 赤崎光男君。
◆3番(赤崎光男君) 最後にこれは要望になりますけれども、私も個人的にいろいろな会に入っているわけでございますけれども、確かに個人ではですね、みんないい発想のある方が釜石市民は多いと思います。ところが、これが組織となると代表した意見というか、いい発想が生まれてこないというのが大概のパターンであると思います。これは、個人の意識改革も必要でありますけれども、組織をトータルで意識改革が必要であるなということを感じています。 そして、確かにIT時代ということで、時代におくれているかもわかりませんけれども、やっぱり人間でありますので、生身の人間が生の声を聞くという、生の声を聞き議論するということが一番大切ではないかと思っております。私は、例えば議会が終わればですね、先輩議員の皆様に連れられて、例えば飲みに連れられていくいう機会が多いわけでございますけれども、多分それが2時間であっても、2時間中釜石の歴史であるとか、釜石の将来について、これは議論しているわけでございます。やっぱり、このようなことをですね、当然行政の方も率先して、24時間釜石の未来を考えるというふうなことがなければ、当然釜石もよくなるわけがございません。それを見ていれば、市民もついてくるということが私の意見でございます。これは要望して終わります。
○議長(
小沢和夫君)
武田直美君。
◆8番(
武田直美君) 総務費に関連いたしまして、二つばかりお尋ねをしたいと思います。 これ、ちょっときのう積み残したんでございますが、市庁舎建設について、検討中だということでございます。この中期財政見通し、これ平成13年から15年、17年までの5年間の財政見通しが示されておりますけれども、この中で平成16年庁舎建設基金を大体2億7500万取り崩すという計画がこの中にあります。そうしますと、きのうの答弁ではPFI、この中期財政見通しの中にPFI方式で建設ということが前提条件にあるということになりますと、これから逆算しますと大概この調査費出した翌年には、市庁舎ができているというふうな形になると思われますが、中期財政見通しでそれで計算していきますと、平成17年度には市庁舎が着手になるというふうに考えられるんですが、その点について当局の考え方をまずひとつお願いしたいと思います。 PFIにつきましては、議会も勉強会をすることにしております。これについては、これから細部にわたってやっていくわけでございますけれども、庁舎建設という事業が本当にPFIになじむのだろうかということを、まずひとつ考えました。これは、私も勉強不足でございますので、ここでどうのこうのということではないんですが、勉強する意味でもお尋ねをしておきたいと思うんですけれども、PFIの場合はいろいろな方法があるようでございますけれども、やはり中期的な部分、30年ぐらいの計算ができるコスト計算できてやれるというふうなのが私は合うと思うんですけれども、その辺についても考え方をお知らせ願いたいと思います。 それから、もう一つ、平成15年3月に青葉ビルが解体、青葉ビルからみんな出ていかなければいけないこととなりますけれども、シルバー人材センター、いわゆる高齢者が生きがいと社会参加ということで、これはやっているわけでございますけれども、シルバー人材センターがワークプラザの設置整備ということで要望が出ていると思うんですが、これに対する当局の考え方もあわせてお尋ねしておきたいと思います。
○議長(
小沢和夫君) 市長。
◎市長(小野信一君) 細部にわたっては担当者に説明させますけれども、今、私自身が持っている問題意識、あるいは問題点と考えている点を御説明申し上げます。 特に、現在は不景気であり、公共事業が大変少のうございます。そして、なお金利が安いものですから、ゼネコンを中心とした大手業者はPFIによって、あらゆる事業を行いたいと、こういう考え方を持っていることは事実であります。しかし、景気が回復して、金利が上昇して、仕事がふえた場合に、果たしてPFIで20年とか、30年という年賦支払いで業者がこれを受け取るかどうか、これは非常に大きなかけになるだろうと思います。 二つ目は、PFIで市庁舎を建てる場合に、大手のゼネコン、あるいは市内の企業合同でもいいんですが、市から仕事を受け取ります。その債権を銀行に売ります。銀行は、市の財政を判断いたしまして、この財政事情ではこの債権は買われないということ、あるいは買うことができると、こういうことになるはずであります。したがって、各都市は銀行によって格付されます。この地方自治体は貸してもいい、PFIをやっても銀行が債権を買いますと。この銀行はだめです、この自治体はだめですという決断が下されるはずであります。 関西の大都市は、今、非常に大きな赤字を持っているために、PFIによって市庁舎を建てることが頓挫をいたしております。したがって、これから市庁舎をPFIで建設する場合には、財政の健全化が一つの大きな目安になってまいります。したがって、その場合に市内の景気とPFIで建てる市庁舎との兼ね合い、それらを十分考えてやらなければならないだろうと。慎重に、そのことは分析をしていく必要があると考えております。 三つ目は、今までは市庁舎というものは市の顔であり、市民の顔であるということで 100年、あるいは 200年という長い年数に耐えるような、権威のあるものをつくることが市庁舎だというような意見が強うございました。したがって、効率を少々犠牲にしても、市の象徴としての市庁舎が建てられてまいりました。しかし、果たしてこれからIT革命と言われる時代、どんどん技術が進歩する時代に、 100年とか、 200年というスパンで市庁舎を考えることが有効なのかどうか。私は、非常に疑問に思うところであります。その点は、武田議員は30年とスパンを考えるということは、一つの見識だろうと思います。 しかし、まだまだクリアしなければならない問題がたくさんあります。そう3カ月や半年で直ちにこれを決定して、直ちに着工するというようなわけにはまいりません。しかし、何といっても支払いが平準化するということは、財政にとって今は地方財政が非常に危機にとっては、まことに垂涎の我々が欲しがるところであります。それらのプラスマイナスを十分考えて、今、検討を命じているところであります。内部の検討は、恐らく岩手県ではもちろん、東北、日本でも内部の検討はかなり高度なものになっているはずであります。したがって、高度になればなるほど、あるいは迷いが生じるかもしれませんけれども、それらのことにつきまして、担当者から説明をさせます。
○議長(
小沢和夫君)
総務企画部長。
◎
総務企画部長(小山士君) お答えします。 先ほど、武田議員の方から財政計画の絡みでお話しございましたんですが、確かに皆様にお示しした財政計画では、17年度までの間に総合保健福祉センターの機能をつけ加えたもので庁舎を建設したいということで、そこの中で16年度に実施設計等について基金を取り崩して買い戻すと。そして、17年度以降に庁舎を建設したいという形でお話しした経緯があります。そういうことで、今、市長の方からもメリットといいますか、PFIのメリットにつきまして、お話がありましたんですが、特に公共事業の縮減といいますか、工事の縮減ですね、それから今までですと庁舎を建設する場合には、一時的に自己資金が必要だったと。それが、約2分の1自己資金必要ですよと、事業費の2分の1必要だったということが、今回PFIを導入しますと、起債と同じく20年なり、30年の償還で平準化するというようなことでメリットが出てくるよということで、一時的な金が必要でなくなるという形のもので、今回PFIで庁舎建設する場合は適しているのではないのかというようなことで、一般質問でも市長が答弁したものでございます。 以上です。
○議長(
小沢和夫君) 助役。
◎助役(赤司淳也君) さらに、説明を補足いたします。 先般、お示ししました中期財政見通し、これに基づきまして、先ほど部長が申し上げた事業、PFI方式で行った場合に事業性があるのかどうか、市の財政としてもつのかどうかという検討については、さらに詳細な長期にわたる検討が必要であるということで、現在、その作業を進めているところでございますので、御理解いただきたいと思います。 それから、庁舎建設がPFIになじむのかどうかということにつきましては、先ほど来、市長及び
総務企画部長が申し上げましたように、私どもにとっては非常に今の時期、我々にとって有利な方策であろうというふうに考えておりますが、PFI事業というのが何分にも非常に新しい方式でございますので、今後、実際にこれを実施していく上に当たっては、県、あるいは国等との調整も必要になってくるということでございます。
○議長(
小沢和夫君)
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(佐藤恵寿君) 私の方からはシルバー人材センターの件について、お答えいたします。 以前に、シルバー人材センターの理事長さんと事務局長さんが参りまして、青葉ビルの期限までには、どこか新しい場所にというお話がありました。その際には、まず今ある事務所と作業場を一緒にしたいと。そして、できれば市の現在ある中心部あたりがいいのではないかと。そして、やはり駐車場も確保できるところと。そして、その際、今後そうした動きの場合には協力をお願いしたいということで、一応そのときはそういう話で終わりました。 以上でございます。
○議長(
小沢和夫君)
武田直美君。
◆8番(
武田直美君) PFI方式の部分で、やっぱりこの庁舎というは私が30年ぐらいと言ったのは短期的なもので、例えば今年度出すという情報化推進計画、当市の情報化計画、これらもあります。そうしますと、前にも市長おっしゃったんですが、市役所に来て証明書だとか、何とか持っていった方がいいんだろうか。それとも、分所でそういう書類を持てるようにして、近辺に行って用を済むようにした方がいいのか、どっちか考えなければいけないというふうな話されました。IT時代を迎えますと、各種証明書は個人特定さえできれば、どこでももらえるような状況が出てくるとなった場合、私がそれを見越した場合には機能を重視した庁舎をつくると。そうすると、何も大きくなくてもいいのではないかと。その上で、総合窓口だとか、そういう機能をプラスしていく中で、小さい30年的なものでいいのではないかというふうに考えて、それを提起しているわけでございます。これはまた、後でゆっくりと議論したいと思いますので、一応考え方を申し上げておきますし、それからさらに長期的な計画をつくりたいということでございますが、18年以降は学校のいわゆる約60億の返済が出てくるということになりますので、やはりそこも含めた中で見ていくのかどうか、それの答弁をお願いしたいと思いますし、それからあとシルバー人材センターについては、ぜひ高齢者の社会参加と生きがい事業という形からいきますと、何とか推し進めていただきたいということで、あと答弁を求めて終わりたいと思います。
○議長(
小沢和夫君)
総務企画部長。
◎
総務企画部長(小山士君) お答えします。 学校等を含めた学校統合等の財政計画も含めた中で、長期財政計画を検討するのかという御質問のようでございます。確かに、前期の17年度までの間で学校統合等についてもやらなきゃならないものもありますし、それから後期17年度以降のものについても、当然、学校統合について進めていくものもありますので、それらをトータル的に考えて支払いの部分がどのくらいなのか、学校統合の部分については、どのくらいなのかというものも含めて、当然、検討していく形になります。
○議長(
小沢和夫君) 暫時休憩いたします。 午後3時2分休憩
------------------------------------- 午後3時45分再開
○議長(
小沢和夫君) 休憩を打ち切って会議を再開いたします。 休憩前に引き続き、釜石市
一般会計補正予算(第1号)歳出第2款総務費の質疑を続行いたします。
両川敏之君。
◆12番(
両川敏之君) 企画の今回のニッテツ・ファイン・プロダクツ(株)に対する工場新設補助金1400万、これに関連してちょっと質問したいと思います。 この件につきましては、特に異議はないわけです。ただ、これは釜石市企業立地奨励措置要綱に基づいての援助、支援だと思いますけれども、私が申し上げたい、それからお聞きしたい点はこういうことです。 この要綱を見ますと、この助成金に該当するという事業はですね、業種がまず製造業であることと。それから、投資金額が固定資本の額が投資1億以上。それから、新たに雇用する従業員10名以上ということに限定されているようであります。これ、製造業なんかの場合はそういったふうに多額の投資をして、新たな事業展開ということがよくあるかと思いますけれども、本当に一般の
釜石市内の中小零細企業をやはり同じような要綱の中で助成していくためには、今のこの要綱では全く恩恵を受けるのは、一部大企業、もしくは大企業関連、そういったところしか受けられないような状況になっております。これは、国の制度でも、県の制度でもなく、釜石市の独自の資金だと思いますので、変更の余地があるんじゃないかなと思います。 数日来、ずっとこの質問も一般質問の中でも出てきております。例えば、水産関係の方々に対するコスト削減のための資材機具の新設の場合の補助、そういったふうなこと。それから、まちの中小商店の方々が新たに店舗を増改築して品物をふやしたり、別なものを販売したりというようなこと。それから、私がおります大渡町では、今度道路の屋根を外しましてですね、商店街のスタイルが一変したわけですけれども、それによりまして、やっぱりアーケード時代にはアーケードから上の方は全然手を加えなくても見えないからよかったわけですけれども、今度はまちの姿が丸裸になりまして、確かに広々とした空間に思えて広いまちだな、広い商店街だなと、そういう感じは受けるんですけれども、いかんせんどうも建物が古くて、今、皆さん御存じのとおり、5軒、6店舗等化粧直しをしているところが目立つわけです。 こういったことで、一般のまちの市民がですね、事業を行っている方々が、今、私が申し上げましたとおり、何か新しい事業展開に際する市の助成、こういったものがこの釜石市企業立地奨励措置要綱の中で考えていってもらえないものかなと思います。やっぱり、今の釜石市で1億円以上の投資、それから土地でいいますと1500平米というから、四百七十、八十坪ですか、そういったものでないと該当しないとか。雇用も10人以上じゃなきゃだめだとかということになりますと、本当に大きな企業に勤める方も市民、小さなところに勤める方も市民、こういうことでございますので何とかその辺の変更というか、中身の改革、こういったことを考えていけるかどうか。この制度を改正する気構えを当局の方がお持ちであるかどうか、その辺のところをまず答弁願いたいと思います。
○議長(
小沢和夫君) 経済部長。
◎経済部長(佐野善次君) お答えします。 企業立地奨励措置要綱につきましては、基本的にはことしの1月に改正したばかりでございまして、今すぐの改正というのはちょっと考えてはいませんけれども、これにつきましては社会経済情勢の変化等に対応しまして、市の財政とか、総合的に勘案した中で一定の範囲内で柔軟に対応してまいりたいと、そのようには思っております。 一方で、今、お話がありました地場企業とか、中小企業の支援ということでございますけれども、これにつきましては、いろいろと我々も検討はしております。企業訪問したりして、どのような支援がいいかということで、ちょっとそれの把握調査を今やっております。例えば、以前にありましたけれども、地場の振興育成補助金的なものがいいか、あるいは金銭的な支援じゃなくて、技術指導なり、あるいは受発注に関する情報交換の場の提供とか、あるいは販路拡大、そういった面のソフト的な支援がいいか、それは今ちょっと内部でいろいろと研究はしております。あとは、ほかの都市の状況とか、今いろいろと調査している段階でございます。いずれ、市としましては、地場企業の振興というのは大変重要な課題でございますので、引き続きちょっと検討をしていきたいと、そう思っております。
○議長(
小沢和夫君)
両川敏之君。
◆12番(
両川敏之君) 最近、改正したばかりなんで、しばらくは改正できないでしょうがと、それどういうことなんですかね。別にいいんじゃないですか、次々と改正しても、いいことであれば。ただ、そういうことはいいことだなと思わないんであれば、これは別だけれども。お役所仕事が、悪口言われるというのはそういうところなんですよね。いつ改正したから、次の改正はいつまで待たなくちゃならないとか、そういうことをやっているからよくならないんですよ。国だって、何だって、もうどんどんどんどん改革の時代でしょう、部長。 それで、先ほどちょっと質問があった件に話それますけれどもね、お役所の人たちの定年後の再任・雇用についてなんかはすぐ出してくるじゃないか。そういうのは、すばらしく速いんだよ。実際、税金を払っている人たちの零細業者を救うようなことの要綱については、何ですぐ取り込めないんだと。何か、あんたたちおかしいんじゃないの。そんな答弁しか聞いてこなかったから、部長になってもそういう答弁を繰り返しているんですよ。若い人を部長に起用したっていう市長の考えは、そういう考えじゃないと思いますよ、私は。もうちょっとね、検討するぐらいは急いで検討したらいいんじゃないですか。もう一度、部長ちょっと答弁お願いします。
○議長(
小沢和夫君) 経済部長。
◎経済部長(佐野善次君) ことしの1月に制度の改正をしたばかりだということを先ほど申し上げました。いずれ、いろいろな社会経済情勢の変化に対応して、柔軟に対応、改正については対応していくと、そういった内容で答えたつもりでございます。
○議長(
小沢和夫君)
両川敏之君。
◆12番(
両川敏之君) だから、私が言っているのは、いろいろな経済情勢の変化についてですね、言っているわけでしょう。早い話が大きな事業をやる人だけ、それから大きな事業をやる企業にだけ補助金を出すんじゃなく、もうちょっと一般市民の数の多い方の事業を営む人たちに対して、金額もこんなに大きくなくてもいいから、例えば1億以上の投資しなくたっていいから、投資額2000万でもし、1000万でもいいし、決めるところをちょっと下げてですね、これで要綱で見ますと一人当たり10人から19人採用のところに対しましてはですね、従業員一人当たり 200万円掛ける従業員の数、極端に言うと今度は99人のところは 280万掛ける従業員の数と、こういうふうなこんな大金出さなくてもいいからと言うんですよ、私は。小さな工場をちょっとつくった場合に、1000万かかるとか、2000万かかるとかというようなものをつくった場合にですね、そして発芽玄米だけじゃなくいろいろあるわけだから、そういったものを新たに始めようという事業者に対して、応援の手を差し伸べるためには、もうちょっと各数字を下げろって言っているんです。1人10万円ずつでもいいんだよ。こういうことを、あなたたちが考えて要綱を変えて、即やらないから釜石の経済はいつまでたっても底上げにならないの。 市長がよく言うシビルミニマムですか、これ舌かみそうだけれども、最低生活者というんだか、何かわからないですけれども、そういった人たちに対して救いの手を伸べるというのは、そういう改定、それを皆さんの英知を絞って考えていくというところにあんたたちがいるんですよ。でなかったから、あんたたちなんか要らないんだから。社会経済情勢が…社会経済情勢が大きく、もう既に変わっているでしょう、厳しい情勢に。大企業とか、それに準ずる大きな企業にだけ優遇してはだめですよって言っているんです。同じようなことを何回も言ってんですけれどもね、この議場で。ワカメ業者でも何でもね、機械機具に一人当たり10万円でも出したら、1億もあったらおめさん 100件も援助できるんだよ。それ以外に、何かああいう人たちを救うような手だては考えられないし、自分たちの再任・雇用のことはすぐ出してきて、定年後、年金もらうまで20万なり、30万なりの給料を保障するようなことばっかり議場でささっと可決させるくせに、本当に大事なのは私が今言っているようなことなんですよ。だめだよ、これじゃ本当に。言葉じゃないんだ、言葉じゃ。とにかくね、本当に市民の側に立った行政をやるんであれば、そういうふうにおっしゃっているわけだから、今、私が申し上げているようなことを真剣に早急に取り組んでですね、どうしてもできないんだったらできないでいいですから、取り組む姿勢だけは急いでやってください。答弁要りません、終わります。
○議長(
小沢和夫君)
斎藤正子君。
◆21番(
斎藤正子君) 私からも、今、同僚議員が発言した中身でありますが、工場取得補助金について、やっぱり若干の問題を提起していきたいと思います。 私も3月議会に、実はこの問題質問したわけなんです。前の部長がですね、やはり同じような形で答弁したわけなんですね。もう少し、様子を見たいということで、その後で見直しを図るという、そういう答弁だったと思いますが、私はあのときも言いましたように、今度の要綱を図ったというのは、今まで他の地方自治体から来たいわゆる誘致企業に対する補助金だったのを、初めて釜石の地場産業にですね、該当させるんだというそういう中身だったように思いますが、やっぱり設定の仕方が今の釜石の状況を本当に把握した上での要綱が図られたのかどうかということを考えると、やっぱりこれは早晩見直ししていく必要があるんじゃないかというふうに思うんです。 それで、この要綱をつくるに当たっても、実はそれなりに担当課はやはりこのくらいだったら、このくらいの企業が利用するんじゃないか、活用するんじゃないかという、一つのやっぱり思惑があったと思いますよね。それが、大体どの線で大体どのくらいの企業だったら1億円の投資、そして10人以上の雇用ができるのかというふうに踏んでですね、この要綱がつくられたのかどうかということをまず最初にお聞きします。
○議長(
小沢和夫君) 助役。
◎助役(赤司淳也君) お答えします。 この要綱につきましては、釜石市において企業の合理化が進む過程において、どうしても他の場所から別の企業を誘致しなければならないと。それによって、雇用を確保していくという中で出てきた制度であるというふうに理解しております。そして、誘致企業がその後も事業活動を積極的に行っていくように行くべく制度を継続させていたと。それが結果として、同じ事業活動を行ったとしても、地場企業との格差が生じるという結果になっていったわけです。それを、この1月に改正して、その改正した制度にかかる事業として、今回このNFPの発芽玄米の事業が出てきたと、こういう経緯でございます。
○議長(
小沢和夫君)
斎藤正子君。
◆21番(
斎藤正子君) 私の質問に答えてないと思いますよね。いずれ、この要綱がつくられたときにどういうふうなね、釜石の方々がどのくらい活用できるかという、一つのやっぱり線があったと思うんですね、限度がね。それが、どの程度に考えてからつくられたのかということを、まず1点お聞きしたいと思います。 それから、同僚議員も言いましたように、今度その第1号になるNFPですか、新日鐵の子会社というんですか、関連企業というんですか、新日鐵の資本がかなり入った企業なんですよね。その企業が、今回初めて第1号になった。これは、私は評価してもいいと思うんです。しかし、そういうたぐいの人でなければ利用できない、活用できないというところに、この要綱のですね、非常に厳密に考えると今の釜石の状況に合ってないという、そういうことがやっぱりはっきりわかるんじゃないかというふうに思うんです。 またひっくり返しますけれども、やはり当時、釜石市として行政としては、どのぐらいの活用が見込まれて、この要綱がつくられたのか、それをお聞きしたいと思います。
○議長(
小沢和夫君) 助役。
◎助役(赤司淳也君) お答えします。 この要綱の制度の経緯というのは、先ほど御説明したようなことでございますので、もともと制度ができたときの対象というのは、釜石の企業ではなくて誘致企業であったということですね。今度、改正したときにどれぐらいの地元の企業で適用されるところがあるかというのは、それは詳細には検討しておりませんでした。それはなぜなら、誘致企業と地場企業との格差を解消するという観点で制度を改めたわけでございますので、適用されるものがどれぐらいあるかというのは、詳細には把握しなかったということでございます。 それから、したがいまして、この要綱による効果は何をねらっているかというのは、雇用の確保を図ると。2次産業であれば波及効果が大きいので、その業種に絞ってある程度の雇用効果が見込める事業について支援をしていくと、こういう考え方でございますので、御指摘の中小等の支援についてはまた別の角度からですね、検討を加えていく必要があろうかと思います。先ほど来、御提案のあるその水準を下げてみるということについても、今後、その効果等について検討を進めてまいりたいというふうに考えます。
○議長(
小沢和夫君)
斎藤正子君。
◆21番(
斎藤正子君) 助役もよくわかると思いますけれども、この要綱がですね、地場産業にもということは、かなりやっぱり当局でも検討されたと思いますよね。なぜなら、釜石のやっぱり中小企業、あるいは零細企業がですね、今どういう立場にあるのかということで私も要求しましたけれども、担当者が市内の企業を回って、今、何が大事なのか、今、何が不足なのかということをつぶさに何十件も相当調査したと思うんですね。その上に立って、これが出てきたわけなんです。そういう意味で、決してこれが本当に釜石の業者のために活用されているのかということになると、それは非常にやっぱりね、今、皆さん発言しておりますけれども、やっぱりちょっと違うんじゃないかというふうに思うんですよね。だから、現実に合った、実態に合った、やはり内容にしていくのがやはり大事でないかというのは、同僚議員も言いましたように、私もそう思うんですよね。そういう意味で、地場産業にも雇用の拡大、地域産業の進展という、そういう目的があるとすれば、やっぱり考えていただきたいなというふうに思うわけなんです、お願いします。
○議長(
小沢和夫君) 平松福一君。
◆20番(平松福一君) 助役さんね、こういうことを言っているはずなんですよ。従前、我々の釜石の業者界にも、市の方でその年に投資した額に見合った補助金を出しましょうという制度がありましたよね。それを、今回、それをまず一回見直しして、そして今度をそれを一たん打ち切って、今回こうした制度をつくったということでしょう、違うの。というのは、前に
釜石市内の中小業者にも1年間に一定の設備投資をした場合に、それなりに見合った助成金は行うという制度があったんですよ。それを、今回、去年だか、おととし打ち切りしたはずなんです、ことしからか。それを打ち切りしたということから、今、ここに話が出ているということを御理解願いたいということなんです。だから、それをこの間話聞いたらば、そのうちに何とかまた…さっき経済部長がお話ししているように、いま一度それらを見直して考えてもいいという話なわけですから、そういうのをきちっとわかりやすく説明してもらえればわかるかと思います。
○議長(
小沢和夫君) 商工課長。
◎商工課長(野田喜一君) 地場産業育成補助金、前にございました。恐らく、このお話の件だと思います。その辺の経過、ちょっと御説明を申し上げたいと思います。 この制度は、平成2年に企業立地奨励金制度に対しまして、地場企業との公平性を保つ観点からですね、地場産業の振興、既存企業の育成を図ることに創設したわけなんですけれども、平成12年3月をもって制度を廃止いたしてございます。10年間の利用実績は、件数でいきますと 110件、約1億7500万の補助金でございました。課題はございましたんですけれども、一定の成果を上げた形で終了をいたしてございます。 それじゃ、どうして廃止をいたしたかということだと思うんですけれども、企業訪問、我々、平成9年から製造業、建設業延べ 192社、これの企業訪問をいたしまして、企業の声を聞いてきたわけでございますけれども、当時、企業訪問の結果ですね、育成センターの機能強化、それから人材育成、それから起業家の育成、それから技術開発とか新製品の開発、これらの施策の展開を望む声があったわけでございます。それから、補助対象が投下資本1000万円以上でございました。業種とか、投資内容、地場企業間でのですね、公平性をちょっと確保できなかった面もございます。それからあと、国・県など、中小企業への支援制度が整ってきていると、こういう背景で制度を廃止したということでございます。 それで、我々の方、それからどういうような形で地場産業への振興をしてきたかということなんでございますが、まず一つはこの企業訪問の結果を踏まえて、融資制度、これを充実させてまいりました。それから、事業に対する支援制度の拡充を行ったきたということでございます。融資制度につきましては、中小企業振興資金の制度、これございますんですが、平成11年度に1500万から融資額を3000万に拡大いたしました。それから、貸し付けの年限をですね、5年となっているものを7年くらいまで、暫定的に延長してきているということ。それから、ことしに入りまして、融資枠、限度額、これ29億でございましたんですが、この総枠を30億にまで拡大してきている。まず、融資制度はそういうような形。加えてですね、平成12年度からいわゆる国民金融公庫の経営改善資金、これにつきましても利子補給等の補助をしてきていると。一方、事業支援につきましてはですね、異業種試験研究事業の補助、これらを拡大してやってきたということでございます。ただ、これで万全かというと、いろいろ御指摘ございますとおり、我々も少し勉強していく必要があるのかなというふうには、現場として考えてございます。
○議長(
小沢和夫君)
小笠原多子男君。
◆5番(
小笠原多子男君) 3点ほど質問したいと思うんですけれども、その前に今同僚2方議員から指摘がありましたこの件についても私も同感でありますので、ぜひですね、地場産業の底上げするために、一人 100万円でなくてもいいですから、50万円でも、30万円でもいいですから、そういう方向で要綱を見直していただきたいと、このように思います。 質問が3点ほどあるわけですけれども、今議会は補正も少なくて、いろいろ質問したい事項もいっぱいあったんですけれども、できない状況にありますので、市政の執行上、どうしても大事な部分について3点質問していきたいと、このように思います。 一つは、行政の仕事は市民の生命、財産、生活を守っていく、健康を守っていくと、これも大きな仕事であろうと、このように思います。過日、きのう、おとといですか、鵜住居の地域の方々が大変多くの方々が傍聴席にもみえておったわけですけれども、というのは今、合併してかなり四十五、六年経過しているわけですけれども、その間に渋滞問題、さまざま問題等があって、鵜住居地域、栗橋地域、あるいは唐丹もそうでしょうけれども、そういう中で例えば火事があっても、今は消防団もなかなか集まらない、出動するには5人そろわねば火事の現場に出られないことになっているそうですけれども、それ待ったら来られないから、二人でも、三人でも出動していくという実態にあるそうです。 そしてまた、そういう意味で釜石から鵜住居方面に来る間には、大変こういう火事とかそういうものについては、最初の初期初動が大事なわけですから、そういう意味からも市民の生活を守るという観点からぜひですね、消防分署の問題、これは救急車の問題についても同じですよ。事務組合で救急車、大槌の救急車が鵜住居に来たことを見たことありませんから、釜石から来るわけですから、その間に栗橋の奥の方まで行ってくるのは時間かなりかかます。5分、10分で今は生命が危険だと、そういう状態にあるときには、ここの近くに鵜住居には総合病院もありませんしね、こっちに来る前にもう大変な事態になるわけです。そういう意味で、ぜひいろいろ計画はあったけれども、後戻りしてきのう、おとといは何か修正されているようですけれども、ぜひそういう立場から、市民の生活、命を守る、財産を守るという観点から、計画を早めて実行していただきたいと、まずこのように思います。それについても答弁いただきます。 それから、今議会にいろいろ市長の施政方針について、公約とかいろいろある中で、にわかにシビルミニマムとかという言葉が出て、私なかなか言いづらいんですけれども、そういう意味にあって、それでは今まで2年間、具体的な施策ですね、どういうことをやってきて、どのような効果があったのか。それを見て、この2年間今度はどういうことをして、こういう最低生活、市民の生活を引き上げていこうとしているのか。それについてもお伺いしたいと、このように思います。 それから、ワカメ対策、これは民生とか、経済とかという関係ではなくて、これは市民の生活の関係の問題ですから、私は質問するんです。実は、従来どおり支援してまいりますという答弁でした。従来どおりでは、どうにもならないんですよ。今の問題と同じでね、本当にワカメ対策の、市民の生活を守っていく、営業を守っていく観点では、急いでしなければならない、こういう問題です。ですから、ぜひですね、それを生産している漁業者、関係漁協とも早急に話をしてね、従来どおりの支援ではなくて、新たに強固な決意を持って地場産業を守っていく、こういう方向を打ち出していただきたいと、この3点について、まず答弁求めます。
○議長(
小沢和夫君) 助役。
◎助役(赤司淳也君) 消防の鵜住居分署の件につきましては、前回もお答えしたとおりでございますが、鵜住居地区における分署の必要性ということについては、組合の議会でそのことが決まっているわけでございますが、それを具体的に実施していく過程において、その構成員である釜石市及び大槌町と調整していく必要があるということで、今、その調整の過程にあるということでございます。そして、その調整の過程において、先ほど鵜住居には大槌から救急車は来ないことになっているとかいうような御指摘ございましたが、広域連携を行っている観点から、今の計画が必ずしも効率的なものにはなっていないのではないかといったような指摘がございまして、それに基づいて、より効率の高い体制等について検討を進めているということでございますので、御理解願いたいと思います。 それから、シビルミニマムの件についてでございますが、最近では福祉行政において、主に取り組みを強化していると。昨年、介護保険制度が始まりまして、釜石におきましては、訪問介護
サービスを所得の低い方に対しては10%の負担を3%に減免すると。あるいは、訪問入浴について同様の措置を行うといったようなことについて、国に半年ほど先んじて、その制度を導入したであるとか、あるいは公営住宅の無償貸与、あるいは善意銀行の無利子貸付、最高5万円までといったような制度については、国・県の制度の外として釜石独自の制度を運用しているところでございます。今後も、こういった観点から市民の最低限の生活を守るという趣旨で、必要な制度については今後も検討してまいりたいと、このように考えておりますので、御理解いただきたいと存じます。
○議長(
小沢和夫君) 経済部長。
◎経済部長(佐野善次君) ワカメ対策でございますけれども、今議会でいろいろと御提言とか、御要望をいただきました。我々は5月11日でしたけれども、国の方にセーフガードの発動要請もしております。これからもですね、従来にも増して、関係機関といろいろと相談しながら支援に向けて取り組んでまいります。
○議長(
小沢和夫君)
小笠原多子男君。
◆5番(
小笠原多子男君) 今、ワカメのことから話ししたいと思うんですが、国とか、関係機関とか、そういう方々といろいろ相談してやるということでございますけれども、私はその前に今の漁民の方々とそういう実態にある漁民の方々の要望を聞くことだと、そういうことだと私は思うんです。そして、そういう中でワカメの生産がどうしたらできるのか、持続できるのか、あるいは生活を守っていくことができるのかを、それからどうしてもこの釜石の地域の問題でしたら、そういうことで釜石の独自の施策でもやらなければならない、これがそういう姿勢が大事だということを私は申し上げているんです。国の施策がどうとか、こういうことではございません。釜石の今の実態に合ったような行政が態度を示していただきたいと、このように言っているわけです。 それから、なぜさっきの消防分署の話をしたかといいますと、確かにきのう、おとといの答弁ではあのような答弁がございました。しかしながら、あの答弁が出るまでの間には、さまざまな鵜住居にはもうつくらないとか、さまざまな問題があって、それは事務組合の方々も、あるいは消防の方も知っているわけですが、それを私たちが確認しているから、ああいう問題が出て鵜住居の方々はたくさん来たわけですよ。だから、打ち合わせてしてるとか、そういう問題でなくて、むしろ逆な方向に打ち合わせしていたわけですから。ですから、事務組合との話ではなくて、市民の生活と命を守っていくという観点をはっきりさせてから、そちらと臨んでいただきたい。それが基本だと思うんです。そういう逃げることでなくて、本当にそういう立場を確立してから、大槌町と話していただきたいんですよ。どうですか。
○議長(
小沢和夫君) 助役。
◎助役(赤司淳也君) まさに、我々もあるいは組合の方でも市民の生活を守るという観点から検討を進めているところでございまして、そういうことで、今、事務組合の方では大槌町とも協議を進めているということでございます。
○議長(
小沢和夫君)
小笠原多子男君。
◆5番(
小笠原多子男君) 3回目ですので、余りあれですけれども、特にね、市民に約束した、市民という鵜住居地域、栗橋地域の多くの団体、消防団を含めて、市長が12年度から始めるとか、13年度から始めるとか、こういう約束をしたわけですけれどもね、それがやめたとか、やめる方向だと、こういう話もあったりして、いろいろもめてきた地域では怒っているわけですけれども、ですからぜひね、前の立場に戻ったような答弁をおとといはあったかに思うんですが、もう既にその約束の時期も来ているわけですから、ぜひそういう立場で頑張ってもらいたいと強く要望して終わります。
○議長(
小沢和夫君) 第2款の質疑を終わります。 第5款労働費、質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 第5款の質疑を終わります。 第7款商工費、質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 第7款の質疑を終わります。 以上で歳出の質疑を終わり、第1条の質疑を終わります。 次に、第2条の質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 第2条の質疑を終わります。 お諮りいたします。議案第63号は質疑を打ち切って採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認め、これより採決いたします。 議案第63号を原案のとおり決することに賛成の諸君は起立を願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
小沢和夫君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第18、議案第64号平成13年度釜石市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第64号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第19、議案第65号財産の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。 なお、ただいま議題に供しました議案は追加議案でありますので、当局の説明を求めます。
総務企画部長。 〔
総務企画部長小山士君登壇〕
◎
総務企画部長(小山士君) ただいま議題に供されました議案第65号財産の取得に関し議決を求めることについての議案1件につきまして御説明申し上げます。 お手元に配付しております追加議案書の1ページをごらん願います。 この議案は、釜石市消防団第1分団第1部及び第7分団第1部の用に供する消防ポンプ自動車2台をジーエムいちはら工業株式会社仙台営業所から買い入れしようとするもので、平成13年6月21日付をもちまして、仮契約を締結しておりますが、本契約の締結に当たり、取得予定価格が2000万円以上のため、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 以上をもちまして、提案理由の説明を終わります。よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小沢和夫君) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 以上で質疑を終わります。 これより本案を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第20、閉会中の
継続審査についてを議題といたします。 総務常任委員長から同委員会において審査中の平成12年請願第5号及び同第6号について、会議規則第 104条の規定により、お手元に配付いたしました申し出書のとおり閉会中の
継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。総務常任委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続審査とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認め、総務常任委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続審査とすることに決定いたしました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第21、閉会中の
継続調査についてを議題といたします。 総務、民生、経済、建設の各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第 104条の規定により、お手元に配付いたしました申し出書のとおり閉会中の
継続調査の申し出がありました。 お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続調査とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認め、よって各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続調査とすることに決定いたしました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第22、議議案第7号
道路特定財源制度の堅持に関する意見書の提出についてを議題といたします。 お諮りいたします。この際、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認め、これより議議案第7号を採決いたします。 お諮りいたします。議議案第7号について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
小沢和夫君) 日程第23、議議案第8号
わかめ養殖の
安定生産に向けた支援に関する意見書の提出についてを議題といたします。 お諮りいたします。この際、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。これより議議案第8号を採決いたします。 お諮りいたします。議議案第8号について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小沢和夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
小沢和夫君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。これをもって本日の会議を閉じ、平成13年6月
釜石市議会定例会を閉会いたします。 午後4時29分閉会
釜石市議会議長
小沢和夫 釜石市議会議員 東 隆人
釜石市議会議員
菊池正明...